コンセントに接続するだけでネット環境をつくり、スマホやパソコン、タブレットなどの端末を
インターネットにつなげることができるようにするための機器【ホームルーター】
というのを皆さんはご存じですか?
今回はそんなホームルーターサービスの中でも主要となる
WiMAX
SoftBank Air
auスマートポート
について、それぞれの比較やメリット・デメリットなどを紹介していきます。
こんな方におすすめ
- ホームルーターについて知りたい方
- WiMAX・SoftBank Air・auスマートポートの違いを知りたい方
- それぞれのメリット・デメリットを知りたい方
- ホームルーター選びで迷っている方
この記事を読めば
・主要ホームルーター3社の違い
・自分に合わせた回線選び
などがわかります。
また、
そもそもホームルーターってなに?
固定回線やポケットWi-Fiとの違いを知りたい
という方は、こちらの記事で詳しく解説していますので参考にしてください。
目次
主要ホームルーター【WiMAX】【SoftBank Air】【auスマートポート】
光回線にくらべて工事も必要なく、コンセントさえあればインターネットを使えるというお手軽さから
最近ではホームルーターの人気も高まっています。
Q.なぜ今回はそんなホームルーターの中でも上記3社を紹介するのか
A.そもそもホームルーターというサービスを提供しているところがかなり少なく、現状はほとんどの方がWiMAXかSoftBank Airの2択になっています。
また、用途によってはauスマートポートもおすすめできる部分はあるので合わせて紹介いたします。
補足事項
「ホームルータおすすめ」や「ホームルーターの比較」などで検索すると、ほとんどのサイトが【WiMAX】と【SoftBank Air】の2つしか取り上げておらず、auスマートポートは少し影が薄くなってしまっている印象があります。
加えて、auスマートポートでおすすめできる機種のSpeed Wi-Fi HOME L02というものが現在在庫切れとなっており、再販するのか未確定な状態になっています。
ですがもし、そのおすすめ機種が再販されることになった場合、筆者的にはauスマートポートも条件次第で他2つより魅力的に感じる部分があるので、合わせて紹介していきます。
これ以外にも、【NEXT mobile】などのホームルーターサービスもありますが
NEXT mobileに関しては2021年4月現在、すべてのプランで新規お申込み受付を停止していて、再開も未定となっています。
そのため、ホームルーターサービスを検討している方は、
WiMAXまたはSoftBank Airが鉄板。
人によってはauスマートポート(再販があれば)
から選ぶことをおすすめします。
ホームルーター3社徹底比較

まずはそれぞれの内容での比較を表にして見てみましょう。

~3社それぞれの比較~
WiMAX (WiMAX HOME 02) |
SoftBank Air (Airターミナル4) |
auスマートポート (Speed Wi-Fi HOME L02) |
|
月額料金 | 4,818円 (端末代込み 30回払い) |
5,368円 (端末代込み 36回払い) (端末購入の場合) |
4,873円 (端末代込み 36回払い) |
端末料金 | 16,500円 | 59,400円 | 5,500円※1 (現在在庫無し) |
契約手数料 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
契約年数 | 2年 | 2年 | 2年 |
対応ネット ワーク |
WiMAX 2+
|
AXGP回線 | WiMAX 2+ au 4G LTE |
下り最大速度 | 440Ⅿbps | 962Ⅿbps (主要都市 エリアのみ それ以外は 481Mbps) |
1Gbps |
最大同時 接続数 |
20台 | 64台 | 40台 |
通信制限 | 3日で10GB ハイスピード プラスエリア モードの場合 7GB/月 |
なし (サービス安定 のため夜間などの アクセスが集中 するタイミングは 制限がかかる 場合も) |
3日で10GB |
(すべて税込み価格)
(月額料金や端末代などすべて公式サイトでの料金になります)
(※1Speed Wi-Fi HOME L02の端末代金に関して、当時は22,000円でしたが2021年3月の時点で、公式お問い合わせフォームに確認したところ、現在公式では5,500円分を36回払いとのこと。またショップや販売店などによって端末代金に差がある場合があります。)
料金や通信速度など重要なポイントでの比較表ではこのような形にりました。


~WiMAX2+の対応エリア~

~au 4G LTEの対応エリア~
~Softbank air AXGP回線の対応エリア~
それぞれのリンク先でマップの細かい部分まで拡大・縮小できます。
基本的にどのサービスでも主要都市以外でも広く対応しているのがわかりますね。
比較した結果
・月額料金の安さや人気度でいえばWiMAX
・通信制限の縛りなく利用したいならSoftBank Air
・Speed Wi-Fi HOME L02が再販されたとして最大速度1Gbpsを求めるならauスマートポート
ざっくりとこのように分けることができます。
ただもちろんこれ以外にも細かく
それぞれのメリット・デメリットがあるのでそちらを紹介していきます。
タップで見たい項目へ飛べます
WiMAXのメリット・デメリット

全国的にも人気の高いWiMAXですが、
なぜWiMAXがこれほど人気なのか
その理由をデメリットもしっかり合わせて紹介していきます。
WiMAXのメリット
プロバイダー次第でかなりお得に
上の比較表では、料金や端末代などすべて公式で申し込んだ場合での比較表になります。
実際にはWiMAXのサービスを提供しているプロバイダーは20社以上もあり、そこで価格競争が起きていることから
賢くプロバイダーを選べば、WiMAXに関しては月額料金はかなり安く抑えることができます。
また期間やプロバイダーによってお得なキャッシュバックや特典なども実施しているので、
もしもWiMAXに興味がある場合は、プロバイダー経由で契約することをおススメします。
WiMAXに限らず、最近はさまざまな光回線などでも
【人気が高くおすすめされているプロバイダー】経由で契約する方が、圧倒的にお得な場合が多いです。
また、中には
男性
そもそも回線選びより、プロバイダー選びの方が重要だ!
と考える人は少なくありません。

ちなみに
現在複数あるUQ WiMAXのプロバイダーの中で特におすすめできるプロバイダーは【GMOとくとくBB 】になります。
GMOとくとくBBでは現在2つのキャンペーンを実施しています。
キャンペーンその1
キャンペーンその2
- 月額料金2,849円~
- 6,000円キャッシュバック
- 端末代金0円
- LTEオプションの【ハイスピードプラスエリアモード】が無料
- キャッシュバック金額の多さより、月額料金の割引をもとめる方むけ
キャッシュバック金額の多さ・月額料金の安さ。
それぞれ好きな方から自分に合ったキャンペーンを利用しましょう。

同じGMOとくとくBBでも、申し込みページによって受けられるキャンペーンがかわります。
そのためどちらのキャンペーンを受けたいか決まっている場合は申し込みページを間違えないように注意しましょう。
プロバイダー選びで料金がお得になること以外にも、WiMAXにはまだまだたくさんのメリットがあります。
最新機種のホームルーター
2020年1月に発売されたWiMAX HOME 02は、今現在発売されているホームルーターの中では最新機種にあたります。
性能面で前作のWiMAX HOME 01と比べると、電波の届く範囲が25%もアップしています。
またHOME 02ではバンドステアリング機能というものが搭載されています
バンドステアリングとは
周波数2.4G㎐と5G㎐での接続において、自動で周囲の電波状況を判断し、最適な周波数での接続をしてくれる機能のこと。
【2.4G㎐】
〇・・・通信範囲が広い、遮蔽物に強い
×・・・電波干渉に弱い、5G㎐と比べると遅い
【5G㎐】
〇・・・速度が速い、電波干渉に強い
×・・・通信範囲が狭い、遮蔽物に弱い
2.4G㎐と5G㎐ではこのような違いがありますが、HOME 02でのバンドステアリング機能ではこれを自動で判断し、最適な接続状況を作ってくれます。
つまり離れたところや電波の届きにくい部屋には2.4G㎐で接続、ルーターの近くでは5G㎐で接続。というのを自動でやってくれるということですね。

通信量や接続機器がアプリで確認できる
スマホアプリを使えば、気になるデータ通信量や電波状態などをすぐに確認することができます。
また【見えて安心ネット】では、接続されている端末の情報を見ることができたり、
子供に対してデータの使い過ぎを予防できる【子供安心ネットタイマー】などの機能もあります。
中古のルーターも使える
基本的にホームルーターを契約する際、中古のルーターは使えないというのがほとんどですが、
WiMAX公式の場合、【SIMのみの契約】という選択ができます。
これにより、すでに自分の持っているホームルーターを新しいサービスでも利用したい場合、【SIMのみの契約】
を選ぶことにより、端末代金を抑えることができます。
端末代金がなくなるので、月額総額から毎月分割で払う端末代金分の料金が引かれた料金になる
ということですね。
すでにルーターを持っていて、新しいルーターは求めていないという場合はSIMのみの契約を選ぶのもありだと思います。
ただし
期間やプロバイダーによってはそもそもの端末代金をキャンペーンで無料にしているところもあるので
契約の際は、どこでどのようなキャンペーンをおこなっているのか把握しておくことが必要です。
実は家の外でも使える
ホームルーターと言えば、モバイルWi-Fiなどと違い家のなかで使うための据え置きルーターという認識が一般的です。
確かにその通りで、実際にSoftbank airやauスマートポートでは契約住所以外では使えません。
しかしWiMAXの場合は、実は契約している住所以外でもコンセントさえあれば使えます。
例えば
普段はWiMAXのホームルーターで自宅でインターネットを利用しているけど、
今度そのホームルーターを、ネット環境のない実家に持って行ってそこでインターネット接続をしたい。
といった場合にも利用できます。(エリア内なら)
持ち運び可能と言えばモバイルWi-Fiのイメージですが
実はホームルーターでも外出先で使うことができたのです。

ハイスピードプラスエリアでさらに速く、さらに広く
WiMAXにはWiMAX2+とau 4G LTE回線を併用できる【ハイスピードプラスエリアモード】というサービスがあります。
このモードを利用すると、WiMAX2+の電波が入らないエリア外であってもau 4G LTEのネットワークを利用して通信することができます。
また、WiMAX2+のエリア内でau 4G LTE回線と併用することで、通常よりも安定した速いスピードで通信することが可能になります。
つまりハイスピードプラスエリアモードを上手に利用することで、従来よりもさらに速く・さらに広くというのを可能にしました。
ハイスピードプラスエリアモードでは7G/月の通信制限があるので注意してください。
WiMAXにはたくさんのメリットがありましたが、ここからはデメリットを紹介していきます。
WiMAXのデメリット
無制限プランでも実は制限がある
基本的にインターネットを頻繁に利用される方なら通信制限というキーワードには敏感なはずです。
そのため自宅でのメインの回線をWiMAXのホームルーターにする場合、やはり通信制限に関しては無制限のプランを求める声が多い印象です。
実際にUQ WiMAXでは無制限のプランがありますが、少しだけ注意点があります。
それは3日で10G使うと制限がかかるという部分です。
ただ、安心してください。制限と言ってもあまりおびえる必要はありません。
3日で10Gでの通信制限は比較的緩い条件になっています。
~通信制限の内容~
制限がかかる条件 | 直近3日で10G以上の通信量だった場合 |
制限をかけられる期間 | 通信量10Gを超えた日の翌日18時頃~2時頃まで |
制限中の最大通信速度 | およそ1Ⅿbps |
このような制限の内容になっています。
制限期間や制限中の最大速度など、仮に制限をかけられたとしてもだいぶ緩い内容になっています。
大手携帯キャリアの場合は制限がかかると最大速度128kbps(1Ⅿbpsの約10分の1)になります。
今回デメリットとしてあげましたが大手携帯キャリアでの通信制限に比べるとよっぽどマシな条件ですね。

主要ホームルーターの中では接続台数が少ない
比較表でもわかる通り、WiMAX HOME 02では同時に接続できる台数が
他のホームルーターに比べ劣っています。
例えばSoftbank airでは同時接続が可能な台数は64台となっています。
64台って、そんなに必要か?
と感じる方は多いかと思います。
正直言うと筆者自身もそこまで同時接続が必要なケースはあまり思いつきませんが
実際に需要が多少でもあるからこそ、そこまでの接続台数を可能にしたのだと思います。
なのでそれに比べると、接続可能台数20台というのはホームルータの中でもデメリットであると感じています。
知らずのうちにハイスピードプラスエリアモードで通信制限に
WiMAX2+とau 4G LTEの回線を併用できるハイスピードプラスエリアモードですが、
利用の際には注意が必要になります。
無制限プランであってもハイスピードプラスエリアモードに切り替えて通信を行うと、月間7Gまでの制限がつきます。
つまり、WiMAXで多くのユーザーが契約している無制限プランの【ギガ放題】であっても、ハイスピードプラスエリアモードで月に7G以上の通信を行うと、その月はWiMAX2+でもau 4G LTEでも速度を制限されてしまいます。
また3日で10Gの通信制限と比べ、こちらの通信制限では
最大速度128kbps・制限期間月末まで
となってしまうので、携帯キャリアでの通信制限と同じような状況になってしまいます。
その他にも、ハイスピードプラスエリアモードは基本的に有料になるので、1度でもハイスピードプラスエリアモードに切り替えると月額1,105円(税込み)の料金が発生してしまいます。
このようなことがあるため、ハイスピードプラスエリアモードではデメリットを理解したうえで利用するようにしましょう。
以上がWiMAX(WiMAX HOME 02)のメリットデメリットになります。
ここからはSoftbank airのメリットデメリットを紹介していきます。
SoftBank Airのメリット・デメリット

大手携帯キャリアとしても有名なSoftBank
そのSoftBankが提供しているSoftBank Airというホームルーターについて、それぞれのポイントを解説していきます。
SoftBank Airのメリット
下り最大速度が1Gに近い
SoftBank Airでは最新機種のAirターミナル4なら、基本スペックで下り最大速度が962Ⅿbpsとなっています。
この数値はほぼ1Gbpsに近い数値であり、ほとんどの光回線でも下り最大速度は1Gとなっています。
つまり、数値だけで見るとほとんど固定回線とかわらない数値であると言えますね。

また理論値の962Ⅿbpsという数値は、現在では主要都市などの限られたエリアのみでの数値となりますが、
それ以外の地域では下り最大481Ⅿbpsとなります。
WiMAX HOME 02は下り最大440Ⅿbps
Speed Wi-Fi HOME L02では下り最大1Gbps
(ハイスピードプラスエリアモード有効時のみ)
比べてみると、962Ⅿbpsに対応してないエリアでも481Ⅿbpsなので
WiMAX HOME 02よりも速いです。
ちなみにこちらの公式サイトでは、SoftBank Airの住所ごとの細かい対応エリアが記載されているので、気になる方は1度チェックしてみましょう。
【SoftBank公式】
代理店選びでお得になる
光回線やWiMAXなどではプロバイダー契約が必要になりますが、
SoftBank Airに関してはプロバイダー契約が必要ありません。
これだけを聞くと、いいことに思えますが
勘の良い方なら
プロバイダーの契約がいらないということは、プロバイダー同士での価格競争が起きなくなるのでは?
ということに気づきます。
ですが安心してください。
確かにプロバイダーでの価格競争というのは無くなりますが、それに代わり
販売代理店同士での価格競争があります。
なのでSoftBank Airを契約する際は、料金を少しでも抑えたい場合
販売代理店経由で契約することをおすすめします。
ちなみにSoftBank Airで最もおすすめな窓口は
【モバレコAir】
モバレコエアーでは、公式窓口と比較するとかなりお得な料金設定となっています。
~モバレコエアーとSoftBank Air公式の比較~
モバレコエアー |
SoftBank Air |
|
1~2ヶ月 まで |
2,167円 | 4,180円 |
3~12ヶ月 まで |
3,679円 | |
13~24ヶ月 まで |
5,368円 | |
25ヶ月目~ | 5,368円 |
(すべて税込み)
2年間実質料金
モバレコエアー・・・85,272円
SoftBank Air公式・・・114,576円
2年間で29,304円の差
となりました。
月額料金だけで見てもモバレコエアーがお得なのはわかりますが
さらにモバレコエアーでは17,000円のキャッシュバックを実施しています。
2年間の実質総額とキャッシュバック額を合わせると
モバレコエアーで契約した方が46,304円もお得になります。
SoftBank Airを検討されている方は是非
モバレコエアーで契約することをおすすめします。

\\お申し込み窓口はこちら//
同時接続可能な台数が圧倒的に多い
SoftBank Air Airターミナル4では、同時に接続できる端末の台数が64台もあり
これはWiMAX HOME 02の3倍以上もの数字になります。
基本的にホームルーターというものは、モバイルWi-Fiに比べて接続可能台数が多く、
たくさんの端末を同時に接続できる。
という点がメリットとしてあげられますが、
SoftBank Airではその接続可能台数が64台であり、現在発売されているホームルーターの中では最大となります。
ソフトバンクのスマホでおうち割
SoftBank Airを契約する際、お手持ちのソフトバンク携帯やタブレットなどをセットにすると、
とてもお得な【おうち割 光セット】
というキャンペーンに参加できます。
ポイント
・1台につき最大1,100円(税込み)割引
・最大で10台まで適用可能
・離れて暮らしている家族も対応
・割引期間は永年
・SoftBank Airの場合、必須オプションは無い
プランによりますが、端末1台につき最大1,100円(税込み)割引があり、さらに10台まで適用可能なので、
条件次第では驚くほどお得になります。
また、離れて暮らしている家族もおうち割 光セットの対象になります。
例えば
スマホ3台(1,100円割引に該当するプラン)
+
離れて暮らしている家族のスマホ2台(550円割引に該当するプラン)
この場合、
1,100円×3台 + 550円×2台 =4,400円
例えのパターンだと毎月4,400円も割引になります。
もちろん対応する端末をもっとたくさん持っている場合は、
これよりも割引額を増やすことができます。
ちなみにこちらの【SoftBank公式サイト】から自分がどれだけ割引を受けられるのか、というのをシミュレーションをすることができます。
そしてさらにポイントになるのが、
SoftBank Airの場合は加入必須なオプションがない
というところです。
固定回線であるSoftBank光の場合は、おうち割を適応させるために加入しなければいけないオプションがありますが
SoftBank Airなら特にオプションに加入することなくキャンペーンを受けることができます。
オプション加入が必要ない=ユーザーにとってはかなりハードルが低くなるので、
可能ならおうち割のキャンペーンは受けておきたいところです。

他社での違約金・撤去工事費、全額負担
他社からSoftBank Airへの乗り換えで、違約金・回線撤去工事費などを最大10万円まで負担してくれる
SoftBank あんしん乗り換えキャンペーンというものを実施しています。
【違約金・撤去費用】・・・10万円まで
【他社のモバイル端末代金の残債】・・・42,000円まで
最大で10万円まで負担してくれますが、実際に違約金や撤去費用で10万円を超えることはあまりないので
このキャンペーンが実施されているうちは、違約金などを特に気にすることなく乗り換えが可能になります。
以上がSoftBank Airのメリットになりますが、ここからはデメリット紹介します。
SoftBank Airのデメリット
夜の時間帯に速度制限がかかる場合がある
SoftBankの公式では、速度制限について以下のように発表しています。
・ご利用の集中する時間帯(夜間など)は、サービス安定提供に伴う速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。
・特定のエリアでネットワークが高負荷となった場合、該当エリアのお客さまについては、サービス安定提供に伴う速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。
引用:SoftBank
つまり、
Softbank
多くの人がインターネットを利用する時間帯(おもに夜間)では、ソフトバンクのサービスを安定させるために、通信速度を抑えさせてもらうことがあるよ。
ということです。
本来は通信制限がなく、容量無制限でインターネットを楽しめるSoftbank airですが、
これにより思いもしないタイミングで
通信制限なんてあったの?
いきなり速度が遅くなったぞ!
となってしまうケースが多いです。
あらかじめ各社のデメリットや注意点を知っておくことは大事です。

契約した住所でしか使えない
据え置き型のホームルーターであるSoftBank Airは、外に持ち運んで使うことができません。
契約の際に住所を登録することになるのですが、
SoftBank Airをルーターとして使えるのは、その時に契約した住所のみになります。
外出先(登録してない住所)でも使用することは一応出来ますが、登録住所以外の場所でインターネット接続をし、それが発覚した場合SoftBankから通信制限をかけられてしまいます。
引っ越しの際は住所変更の手続きをすれば大丈夫なので、
1度契約した住所からお引越しされる場合でも、継続でのご利用は可能です。
違約金が高い
ホームルーターの基本的な契約期間はだいたい2年契約になりますが、
その2年ごとの更新月以外のタイミングで解約しようとすると、違約金が発生します。
UQ WiMAXやauスマートポートでの違約金は公式で1,100円(税込み)ですが、
SoftBank Airの違約金は公式サイトで10,450円(税込み)と、ほぼ10倍の金額になっています。
回線を乗り換えたいと感じるタイミングは結構突然で、2年や3年の更新月を待てずに違約金を支払っている方はかなり多いと思います。
筆者もそうでしたが、やはり違約金は安いに越したことはないので、違約金の高さはデメリットに感じます。
UQ WiMAXやauスマートポートの違約金は1,100円(税込み)と言いましたが、プロバイダーや販売代理店などで細かい料金は変わってくるので注意してください。
以上がSoftBank Airのデメリットになります。
ここからはauスマートポートのメリット・デメリットを紹介していきます。
auスマートポートのメリット・デメリット

この記事で最初に書いた通り、
auスマートポートはあまりおすすめされていない印象で、一般的にはWiMAXまたはSoftBank Airが鉄板と言いましたが
比較表で比べてみると月額料金や通信速度、端末代など
auスマートポートもかなり良い条件に見えます。ただこの表はあくまで公式サイトから申し込んだ場合の比較表。
何が言いたいのかというと、つまり
WiMAXやSoftBank Airに関してはお得なプロバイダーや代理店を選択することで、料金をもっと抑えることができたりお得なキャンペーンやキャッシュバック特典などを受けられます。
それに比べてauスマートポートはキャッシュバックやお得な特典などがほとんどありません。
また現在は、1Gbpsに対応していると言われているSpeed Wi-Fi HOME L02という機種の販売中止により、auスマートポートでも在庫切れという状況になっています。
以上のことから、多くのサイトであまりauスマートポートはおすすめされていませんが、
もしSpeed Wi-Fi HOME L02が再販されるのなら、一部ユーザーにはおすすめできる部分はあると感じているので
それをふまえた上で参考程度に見ていただけたらと思います。

auスマートポートのメリット
ハイスピードプラスエリアモードで下り最大1Gbps
UQ WiMAXのWiMAX HOME 02では、au 4G LTE回線と併用した
ハイスピードプラスエリアモードを使っても、下り最大速度は440Ⅿbpsですが、
auスマートポートでおすすめの
【Speed Wi-Fi HOME L02】なら、下り最大速度1Gbpsとなっています。
この速度は、2021年4月現在発売されているホームルーターの中でも最大の速度です。
auスマートバリュー対応プランでハイスピードエリアプラスモードが無料かつ30Gまで使える
auスマートポートを申し込む際、auのスマホとセットで申し込むことで、
【auスマートバリュー】というキャンペーンを適用することができます。
auスマートバリューとは
auのスマホを持っている場合、光回線やホームルーターなどの申し込みとセットにすることで、
スマホのプランによっては500円~2000円ほどの料金が毎月割引になります。
また、最大で端末10台分まで適用可能です。
割り引かれるのはスマホの料金からで、このキャンペーンのことをauスマートバリューと呼びます。
さらに
auスマートポートでauスマートバリューを適用すると、スマホ料金の割引だけでなく
ハイスピードプラスエリアモード(月額1,105円)が無料になります。
また、ハイスピードプラスエリアモードでの月の通信制限は7Gですが、
auスマートバリューを適用することで月30Gまで使えます。
WiMAXと比べると毎月の料金は少し高めかもしれませんが、
auスマートポートにはauマートバリューを付けることで、
基本的に7Gまでしか使えないハイスピードプラスエリアを、無料で30Gまで使える
というところが筆者的におすすめできるポイントとなっています。

auスマートバリューでスマホ料金割引
⇧でも軽く触れましたが、auスマートバリューではauの端末を持っているほど
お得にすることができます。
一般的にスマホ割と聞くと500円~1,000円程度の印象ですが、
auスマートバリューは最大で1台2,200円(税込み)割引となっています。
詳しいプランごとの割引金額はこちらの公式サイトをご確認ください。
【auスマートバリュー】
以上がauスマートポートのメリットになります。
ここからはデメリットを方を紹介します。
auスマートポートのデメリット
Speed Wi-Fi HOME L02は現在品切れ中
そもそもの話になってしまいますが、筆者的にauスマートポートでおすすめできるSpeed Wi-Fi HOME L02という機種は
公式サイトでは現在品切れとなっています。
また、中古のルーターを別で買ってサービスだけ契約 ということもできないので、
どうしてもauスマートポートのSpeed Wi-Fi HOME L02がいい!
という場合は、直接auの店舗や販売店などに行ってSpeed Wi-Fi HOME L02を探さなくてはなりません。
オンラインでなんでも買えて、契約もできる今の時代にはなかなか手間のかかる作業になってしまいます。
auユーザー以外にはおすすめできない
筆者がauスマートポートを一部の人にはおすすめできると言っているのは、
あくまでauスマートバリューというキャンペーンを適用できる場合に限ります。
なので、auスマートポートを検討している方は前提として、auの端末を持っている必要があります。
auユーザーでなくてももちろん契約は出来ますが、その場合は正直言うとあまりおすすめできないものになってしまいます。

お得な窓口がない
SoftBank Airでは販売代理店
と、さまざまな窓口でそれぞれ独自のキャンペーンや特典などをおこなっていますが、
auスマートポートではキャッシュバックなどの目立ったサービスはおこなわれていません。
割引と言えばauユーザー向けのスマートバリューくらいになります。
インターネット選びで1番の醍醐味ともいえるキャンペーンや特典選びがないので
大きなデメリットになってしまいます。
比較結果まとめ

以上でそれぞれのメリット・デメリットの紹介を終わります。
比較してみていかがでしたでしょうか。
筆者的には
・人気度の高さ、月額料金の安さを求めるならWiMAX
・3日で10Gなどの制限を気にせず使いたい、かつソフトバンクユーザーならSoftBank Air
・au端末を持っていて、1Gの理論値に魅力を感じているならauスマートポート
このような感じになるのかなと思います。
もちろん人により求めている条件やスペックなどはそれぞれだと思うので、
自分に合ったインターネットを自分で選定するというのが大事になってきます。
また、同じサービスでも窓口ごとに全く違う内容のキャンペーンや特典などがたくさんあるので、
インターネットの契約の際にはたくさんの情報を集めるようにすると、自分にとって1番理想的な契約に近づけるでしょう。
今回はホームルーターについて解説いたしましたが、やはりインターネットを多く利用するとなると固定回線の契約がおすすめになります。
もちろん環境により工事ができなかったり、すぐに引っ越す可能性があったりと
「固定回線にしたくてもできない」という方は残念ですが、そうでない方にはぜひ固定回線を検討していただきたいです。
上手に回線を選ぶことで本当にストレスなくインターネットを楽しめますよ。
少しでも固定回線が気になっている方はこちらの記事で、2021年最新版の絶対におすすめできる光回線というのを紹介していますので参考にして頂けたら幸いです。
また当ブログ管理人はTwitterをやっています。
なにかご質問のある方や用件のある方は、お気軽にお問い合わせページ・コメントまたはTwitterのメッセージまでお願いします。

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