2021年6月4日、WiMAX史上初の5G対応ホームルーター【Speed Wi-Fi HOME 5G L11】が発売されました。
1つ前の機種である【WiMAX HOME 02】が発売されたのは2020年1月30日なので、約1年半の時を経ての発売となります。
通信速度は下り最大2.7Gbpsもあり光回線に匹敵する速度で、5Gにも対応しているSpeed Wi-Fi HOME 5G L11。
まだ発売されてまもない商品なので、
スペックを詳しく知りたい
これまでのホームルーターと何が違うの?
と気になっている方は多いのではないでしょうか?
なので今回は、最新機種であるSpeed Wi-Fi HOME 5G L11についてのスペック紹介・旧端末との比較・メリットデメリット。
などをご紹介します。
こんな方におすすめ
- WiMAXの最新機種について気になっている方
- 他のホームルーターとの比較を知りたい方
- 従来のWiMAX料金プランとの違いを知りたい方
この記事を読めば
最新のSpeed Wi-Fi HOME 5G L11について、詳しいスペックや旧端末との比較・5Gプランの料金設定などを知ることができます。
目次
WiMAXの最新機種、Speed Wi-Fi HOME 5G L11のスペックを紹介
まずは今回紹介するSpeed Wi-Fi HOME 5G L11について、基本的なスペックをご紹介します。
商品画像 | ![]() 引用:UQ WiMAX |
製造元 | ZTE Corporation |
下り最大速度 (ダウンロード) |
2.7Gbps |
上り最大速度 (アップロード) |
183Ⅿbps |
対応回線 | ・5G ・au 4G LTE ・WiMAX 2+ |
最大同時 接続数 |
・有線接続2台 ・無線接続30台 |
サイズ | 約W70×H182×D124mm |
重さ | 約599g |
色 | ホワイト |
- 現在本体の色は白のみ。
- 重量は599gなので500mlペットボトルよりも少し重い。
- サイズに関しては、どこに置いても邪魔にならずコンパクト。
本体は今までの端末よりも少し大きめになりますが、重量もありしっかりとした造りを感じられます。

そしてやはり注目する部分は下り最大速度2.7Gbpsというところ。
これまでにWiMAXから発売されてきたホームルーターは最速で下り1Gbpsでした。
今までの端末よりも約2.7倍の最大スピード!
5Gに対応したことで大幅な速度アップが実現しました。

ただし最大速度というのは【5G対応エリア内である】などもっともベストな環境で出せる速度となります。
補足事項
5G対応エリア外の場合は通常、WiMAX 2+という回線で接続します。
WiMAX 2+の平均速度は下り40Mbps程度
平均速度に関しては、速度測定サイト【みんなのネット回線速度】の情報をもとにしています。(2021年6月)
ざっくりと基本的なスペックをご紹介しましたが、次の項目では【他のホームルーターと比べてどう違うのか】という部分を解説いたします。
他のホームルーターとの比較

これまでにWiMAXから発売されたホームルーターとの違いを、比較表をもとに解説いたします。
比較する端末一覧
- WiMAXの最新機種【Speed Wi-Fi HOME 5G L11】
- WiMAX、1世代前のホームルーター【WiMAX HOME 02】
- WiMAX、2世代前のホームルーター【Speed Wi-Fi HOME L02】
端末名 | Speed Wi-Fi HOME 5G L11 |
WiMAX HOME 02 |
Speed Wi-Fi HOME L02 |
サービス | WiMAX +5G | WiMAX 2+ | WiMAX 2+ |
発売日 | 2021年6月 | 2020年1月 | 2019年1月 |
下り 最大速度 |
2.7Gbps | 440Mbps | 1Gbps |
対応回線 | ・5G ・WiMAX 2+ ・au 4G LTE |
・WiMAX 2+ ・au 4G LTE |
・WiMAX 2+ ・au 4G LTE |
Wi-Fi6 対応 |
〇 | × | × |
同時接続 可能台数 |
30台 | 20台 | 40台 |
月額 基本料金 |
4,818円 | 4,268円 | 4,268円 |
端末代金 | 21,780円 | 16,500円 | 16,500円 |
補足事項
2世代前のSpeed Wi-Fi HOME L02は販売終了となっています。
1世代前のWiMAX HOME 02に関しても在庫がなくなり次第販売終了となります。
(プロバイダーによってはまだ在庫あり)
すでにUQ WiMAX公式では1世代前のHOME 02を販売しておらず、ホームルーターならHOME 5G L11を申し込むことになります。

比較表を見ると最新機種のSpeed Wi-Fi HOME 5G L11は断トツで高スペックだという事がわかります。
5Gに対応していることから通信速度の差がかなり大きな印象。
また最新機種であるため、Wi-Fi6に対応しているのもSpeed Wi-Fi HOME 5G L11のみになります。
Wi-Fi6とは?
2019年から登場した【Wi-Fiの新しい通信規格】です。
現在はWi-Fi5が主流ですが、通信技術の進化とともに今後はWi-Fi6が主流となっていくことになります。
最大通信速度
・Wi-Fi5=6.9G
・Wi-Fi6=9.6G
最大速度の差を数値でみると、Wi-Fi6はWi-Fi5の約1.4倍の速度となります。

比較表を料金別にみると、WiMAXの【WiMAX HOME 02】より月額料金・端末代金が高く設定されています。
しかしこれに関してはお得な申し込み窓口を選ぶことによって、料金の割引き・端末代が実質無料・キャッシュバックなどの特典を受けられるため、料金面での負担も少なくなります。
おすすめ申し込み窓口
Speed Wi-Fi HOME 5G L11を申し込むなら【カシモWiMAX】からのお申し込みがおすすめです。
カシモWiMAXでは
- 初月1,408円
(契約事務手数料3,300円はかかります) - 1ヶ月目以降ずーっと4,455円
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従来のWiMAX【ギガ放題】との比較

WiMAXには従来の【ギガ放題】と5Gに対応した【ギガ放題プラス】というプランが存在します。
それぞれのプランによって容量や通信制限などの条件が変わるので、いままでのギガ放題となにが違うのかという部分をしっかりと把握しておきましょう。
注意
Speed Wi-Fi HOME 5G L11を購入する場合は【ギガ放題プラス】を指定されます。
ギガ放題プラス | ギガ放題 | ||
月間容量 | 無制限 | 無制限 | |
au 4G LTEの オプション 利用時 |
容量 | 月間15Gまで | 月間7Gまで |
月間容量を 超えた場合に 制限される 通信 |
au 4G LTE 回線のみ |
・au 4G LTE 両方の通信で |
|
au 4G LTEの オプションで 月間容量を 超えた場合の速度 |
au 4G LTE 回線のみ 下り最大128kbps |
au 4G LTE WiMAX 2+ 両方の通信で 下り最大128kbps |
|
直近3日間での 制限がかかる条件 |
3日で15G | 3日で10G | |
直近3日間で 制限された場合の速度 |
1Ⅿbps | 1Ⅿbps |
このマークが付いている項目が、ギガ放題プラスになって改善された部分になります。
それぞれのポイントを細かく見ていきましょう

直近3日での制限がゆるくなった
WiMAXでは基本的にどれだけインターネットを利用しても追加料金や通信制限などはありません。
そのため月間容量は【無制限】となっています。
しかし無制限と言っても直近3日間の通信容量が多い場合は、1Ⅿbpsまで速度制限されてしまうので注意が必要です。
従来のギガ放題ではその基準となる容量が【3日で10G】でしたが、ギガ放題プラスでは【3日で15G】まで使えるようになりました。

制限がかけられるのは、基準を超えた日の翌日のみ適用で月末までずっと続くわけじゃないので、そこは安心してください。


環境や端末によって多少の差はありますが、15Gまでならこれくらいの時間利用できます。
逆に言うと3日間の合計が15Gを超えない限り、制限されることなく使い続けることが可能です。
au 4G LTEオプションでの制限がおおきく改善された
au 4G LTE について
WiMAXでは【WiMAX 2+】という回線で通信を行っていますが、au 4G LTE回線とあわせて利用することで高速かつ安定したインターネット接続をおこなえるようになります。
ただし【ギガ放題】【ギガ放題プラス】ではそれぞれau 4G LTEオプションを利用した場合の、通信容量の上限が決められています。
ここでポイント
従来のギガ放題だと上限をこえた場合、WiMAX 2+ と au 4G LTE回線の両方が月末まで128kbpsに制限されてしまっていた。
男性
高速通信のためにau 4G LTEオプションを使っていると、気づかないうちに上限に達してしまい、すべての通信が月末まで制限されてしまった。
というユーザーが多く、不満の声があがっていました。
制限速度の128kbpsは携帯キャリアの制限速度とおなじで、ほとんどネットが使えないような状況になります。
そこでギガ放題プラスではその不満を改善するために、au 4G LTEオプションで上限に達してしまっても制限されるのはau回線のみとなりました。
そのおかげで通信制限をそこまで気にせず、気軽にau 4G LTEオプションを利用できるようになります。
また、制限されるまでの容量も7Gから15Gへアップ。

以上のようにギガ放題プラスでは従来のギガ放題にくらべ、さまざまな部分で改善がされています。
改善ポイントまとめ
- 直近3日間での制限が10Gから15Gへアップ。
- au 4G LTEオプションの制限までの容量が7Gから15Gへアップ。
- au 4G LTEオプションが上限に達した場合、制限される回線は【au 4G LTE回線】のみになった。
Speed Wi-Fi HOME 5G L11のメリット・デメリット

ここまではWiMAXの最新機種について、端末や料金プランの比較をご紹介しましたが、ここからは実際のメリット・デメリットをご紹介します。
WiMAX最新ホームルーターのメリット
回線工事がいらない
まずは最大のメリットとしては、Speed Wi-Fi HOME 5G L11ではインターネットを利用するための回線工事が必要ないという部分になります。
一般的な光回線では、インターネットを利用するために回線工事が必要になります。
その工事期間は思っているよりも長く、業者やサービスによりますが長い場合だと3ヶ月~半年ほど待たされるというケースもあります。
それに比べてSpeed Wi-Fi HOME 5G L11はコンセントさえあれば、端末を接続するだけでインターネットを利用できます。
ホームルーターは回線工事がないため、手軽にネットを利用したい方や引っ越しなどが多い方から非常に人気のあるサービスです。

ホームルーターでは圧倒的な回線速度
Speed Wi-Fi HOME 5G L11では
- 従来のWiMAX 2+
- オプションのau 4G LTE
- 最新の5G
この3つを同時に利用することで最大速度2.7Gbpsを実現しました。
この速度は他のホームルーターより速いのはもちろんのこと、光回線にも匹敵する速さです。
マンションなどの集合住宅では、建物によっては光回線の方がおそいケースもあります。

新プランで今までのWiMAXよりもストレスフリー
従来のギガ放題とくらべ、5G対応のギガ放題プラスでは直近3日の通信制限や、au 4G LTEオプションで上限をこえた際のペナルティがおおきく改善されています。
今まで多くのユーザーにとってストレスであったauオプションの通信制限に関しては、上限をこえてもメインの回線速度はそのままとなりました。
そのため従来のプランをご利用されたことがある方にとっては、改善によるメリットをおおきく感じられます。
アプリ連動がすごく便利!
Speed Wi-Fi HOME 5G L11本体には容量や通信速度などを確認できるような画面はありません。
ですが【ZTELink JP】という専用アプリを利用すれば、スマホ画面で簡単にデータの確認からルーターの設定までおこなえます。

以上がSpeed Wi-Fi HOME 5G L11のメリットになります。
実際にはデメリットも存在するのでそちらもあわせてご紹介いたします。
WiMAX最新ホームルーターのデメリット
今はまだ5G対応エリアは限定的
メリットで回線速度の速さを紹介しましたが、じつは5G対応のエリアはまだ限定的となっています。

UQ WiMAX公式サイトでエリアの確認ができますが、画像のむらさきと赤の部分が現在の5Gエリアになります。(2021年6月確認)
これを見ると、5Gの対応エリアが限定的であることがわかります。
しかし、今はまだ限定的なエリアですが現在大手携帯キャリアなどは本格的に5Gエリアを拡大中です。
それと同時に、WiMAXの5Gは来年の2022年から順次拡大予定となっています。
ネット契約は数年単位での長い期間利用することが多いです。
今のうちから来年のエリア拡大にそなえて5G対応端末を手に入れておきたい方は、品切れになる前に早めの購入を検討しましょう。

どこでも好きな場所で利用するというのはむずかしい
Speed Wi-Fi HOME 5G L11はコンセントに接続するだけで利用できますが、モバイルWi-Fiのようなバッテリーでの動作には対応していません。
そのため外出先でバッテリーのみで使えるモバイルWi-Fiとくらべると、手軽さでは負けてしまいます。
しかしここでポイントとなるのが、WiMAXでは【利用できるのは契約した住所のみ】などの条件がないこと。
つまりどういう事かというと
普段はWiMAXのホームルーターで自宅でインターネットを利用しているけど、今度そのホームルーターをネット環境のない実家に持っていき、そこでインターネット接続をしたい。
このような場合はコンセントがあれば利用可能となります。
基本的に「持ち運びならモバイルWi-Fi」と言われていますが、じつはWiMAXならホームルーターでも外出先で使うことができます。

以上がSpeed Wi-Fi HOME 5G L11のデメリットとなりますが、メリット・デメリットでくらべるとはるかにメリットの方が多いことがわかります。
まとめ

今回はWiMAXから発売された最新機種の【Speed Wi-Fi HOME 5G L11】について紹介させていただきました。
最近では手軽にインターネットを利用できることから、ホームルーターへの需要がかなり大きくなっています。
集合住宅などで回線工事ができない方や、引っ越しが多い方などは1度ホームルーターを利用してみてはいかがでしょうか?
今回の要点まとめ
- WiMAX史上初の5G対応ホームルーター
- 最大速度は2.7Gbps
- Speed Wi-Fi HOME 5G L11は他のホームルーターと比べても断トツで高スペック
- 5G対応の【ギガ放題プラス】では従来のギガ放題にくらべて内容がおおきく改善された
- 代理店経由で申し込めばお得に契約できる
- おすすめ窓口は【カシモWiMAX】
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- 初月1,408円
(事務手数料3,300円は別途必要) - 1ヶ月目以降ずーっと4,455円
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・【WiMAX】5G対応プランのギガ放題プラス。申し込み窓口の選び方と比較
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