WiMAXを検討中の方、もしくは契約中の方で
ホームルーターも持ち運びできるの?
と疑問に感じている方はいませんか?
結論からもうしあげますと、コンセントさえあればWiMAXのホームルーターを外で利用することが可能です。
ホームルーターは【WiMAX】【ドコモ】【ソフトバンク】の3社でそれぞれ発売されていますが、この中でも持ち運びが可能なのはWiMAXだけ。
他社の場合は契約した住所のみでしか利用できません。
そのためホームルーターを持ち出し利用したいならWiMAXをえらびましょう。
WiMAX最新のギガ放題プラス(WiMAX +5G)に対応したおすすめプロバイダー一覧はこちら。
しかし実際のところ、持ち運び専用ならポケットWi-Fi型のモバイルルーターがおすすめ。
ですが人によって
基本的には自宅メインで利用するけど、まれに持ち出すことになる可能性も・・・
という方もいるのではないでしょうか?
そんな場合にホームルーターとモバイルルーター、どちらをえらぶのがかしこい選択なのか気になりますよね。
そのため今回は端末それぞれの特徴、ホームルーターの持ち出しについてや持ち出し時の注意点などをわかりやすく解説します。
補足
2021年4月、ついにWiMAXから5G対応プランがスタートしました!
現在WiMAXをご利用中の方は、5G対応プランに乗り換えることで今まで以上に快適なインターネット接続が可能になります。
5Gプランへの乗り換えに関してはこちら
まずは端末ごとの特徴をかるくおさらいしましょう。

目次
ホームルーターとモバイルルーターそれぞれの特徴

WiMAXには据え置き型のホームルーターとポケットWi-Fi型のモバイルルーターが存在しますが、それぞれの特徴は以下のようになります。
ホームルーター
- 自宅での利用がメインの方向け
- 回線工事は必要なく、コンセントに接続するだけで利用可能
- モバイルルーターよりも通信が安定している
- 基本的にスペックはホームルーターの方が優秀
モバイルルーター
- 外出先メインで使いたい方向け
- コンセントも必要なく、バッテリーで動作する
- 端末が小さく、持ち運びに適している。
そもそもホームルーターは自宅に据え置き専用、モバイルルーターは持ち出し専用というのを想定して作られています。

そして現在WiMAXの5G対応ギガ放題プラスプラン(WiMAX +5G)で契約できる端末は2つ。
- ホームルーター
Speed Wi-Fi HOME 5G L11 - モバイルルーター
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi
5Gには非対応のギガ放題プラン(WiMAX 2+)ならほかの端末が複数ありますが、WiMAX 2+は古いプランになるのであまりおすすめできません。
- 今後は5G通信が当たり前になること
- 5G拡大とともにいずれギガ放題プラン(WiMAX 2+)のサービス終了が予想されること
以上のことから、いまからWiMAXを申し込むならギガ放題プラス(WiMAX +5G)がおすすめ。
プランごとに多少料金の差はありますが、あえて古いプランを選択するメリットがすくないです。

持ち出し利用ならモバイルルーターの方がいい

特徴をくらべてもらうとわかる通り、外出先メインでWi-Fiを利用したいのであれば、どこでも使えるモバイルルーターをえらぶべきです。
公式でも【持ち出し利用】に関してはモバイルルーターを推奨しています。

ただし通信の安定性や端末のスペックではホームルーターの方が優秀。
そうなると
頻繁に持ち出すわけではないけど、もしかしたら外出先で使う可能性があるかも
という方にとっては迷ってしまいますよね。
そのため次の項目では「どのようなケースならホームルーターの方がよいのか」というのをお伝えします。
持ち出しありでもホームルーターの方が良いケースは?

基本は自宅での利用を前提として、たとえばですが
年に1~2回実家に帰るけど、実家はネット環境がないからルーターをもっていきたい
今度ともだちの家にあそびに行くけど、そのともだちは通信制限でWi-Fiがつかえないみたいだからルーターを持って行ってあげよう
出張でホテルに数日泊まることになったから、その時に自前のWi-Fiを使いたい
このような場合なら、ホームルーターでもなんら問題ないでしょう。
むしろ普段は自宅での利用がメインになるので、速度や通信が安定しているホームルーターの方が向いていると言えます。
また、シェアハウスなどに住んでいる場合は複数人でネットに接続することがふえるので、同時接続にたけているホームルーターの方がおすすめ。
ポイント
- 持ち出す頻度はすくない
- 持ち出し先にコンセントがある
- できれば通信スペックは高い方がいい
以上3つの条件に当てはまるなら、持ち出す可能性があってもホームルーターで大丈夫です。
ただし本来ホームルーターというのは自宅で使うことを想定して作られたものですので、実際には持ち出すときの注意点もあります。
次の項目ではその注意点について見ていきましょう。
ホームルーターを持ち出す際の注意点

ポイント
- エリア外では使えない
- コンセントがないと使えない
- 故障するリスクが高くなる
1つずつ見ていきましょう。

エリア外では使えない
モバイルルーターとホームルーターどちらにも共通することですが、利用するためにはWiMAXのエリア内である必要があります。
またエリア内の地域だとしても、電波の届きにくい地下などでは接続できない可能性も。
しかしこれに関しては、WiMAXの通信環境がどんどん改善されていて、今ではたとえ地下でも比較的つながりやすくなっています。
さらに、もし地下などのWiMAX電波が届きにくい場所だとしても、au回線に切り替えることで利用できる可能性がグンッとあがります。
WiMAXではWiMAX回線だけじゃなく、任意でau5G/4G LTE回線に切り替えることができますよ。

これにより、さらに広い範囲での利用が可能になるので「電波が入らなくて使えない!」といった心配はほとんどなくなります。
WiMAXのエリアに関しては公式サイトをチェック。
コンセントがないと使えない
ホームルーターはコンセントに接続するだけで使えるというのがメリットですが、持ち出し利用においてはデメリットになってしまいます。
バッテリーで動くモバイルルーターの場合、電車やタクシーなどの移動中にも利用できますがホームルーターでは移動しながらの利用ができないので注意しましょう。
ホームルーターを外で使いたい場合、持ち出し先にコンセントがあるかどうかもしっかり確認しておきましょう。

故障するリスクが高くなる
ホームルーターというのは精密機器であり、デリケートな商品になります。
自宅に据え置いて利用することを想定されているため、あまり衝撃につよいというわけではありません。
1年以内ならメーカー保証が効きますが、もしもそれ以降に故障してしまった場合は交換や修理にそれなりの費用がかかってしまいます。
- 交換費およそ20,000円~
- 修理費およそ5,000円~
補償サービスオプションに加入することで、故障した際にかかる費用をへらすことができますが、補償内容や料金などはプロバイダーごとにかわります。
UQ WiMAXの補償サービスに関しては公式サイトをチェック。
いずれにしろ故障した場合は費用が発生してしまうので、持ち運ぶ際は丁寧なあつかいを心がけましょう。

以上がホームルーターを持ち出す際の注意点となります。
まとめ

今回は【WiMAXのホームルーターは持ち出し利用が可能なのか】というテーマで解説させていただきました。
WiMAXなら持ち出し可能ですが、他社のホームルーター(ドコモ、ソフトバンク)の場合は契約した住所のみでしか利用できません。
そのため「ホームルーターにしたいけど持ち運ぶ可能性もある」という方はWiMAX一択です。
今回のポイント
- WiMAXなら持ち出し利用が可能
- 持ち出す頻度がすくなく、普段は自宅でしか使わない方ならホームルーターがおすすめ
- 故障するリスクもあるので持ち出すときは丁寧にあつかうこと
端末えらびは自分の利用環境にあわせて決めることが大切です。

WiMAXでは、5G通信に対応した最新プランのギガ放題プラス(WiMAX +5G)がスタートしています。
こちらの最新プランはサービスが開始されてまもないため、現在おおくのプロバイダーが新規契約キャンペーンなどに力を入れている最中。
キャッシュバックや端末代無料などもおこなっているので、契約をまよっている方はお早めに!
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